シンプルに男女の関係を楽しみたい人にとっては、セフレを作るということも選択肢の一つにあるのではないでしょうか。
しかしセフレとの関係で大きな心配事と言えるのがセフレ女性の妊娠。
ここではセフレの妊娠についてのお話をしたいと思います。
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セフレが妊娠したときにはどうすればいい?
まずは妊娠が本当かどうかを確認
男性側からすると、妊娠の多くは女性からの自己申告によって知ると思います。
デリケートな問題ではありますが、こうなった場合、まずは一つ一つが事実であるかということをきちんと確認していくことが大切です。
なぜならば女性側が、たとえば相手と結婚をしたかったり、より仲を深めたいといった理由で妊娠を偽る可能性もゼロではないためです。
また、単純に勘違いの可能性もあるので、簡単に確認する方法として妊娠検査薬を、そしてさらにしっかりと検査したい場合には産婦人科を受診するようにしましょう。
結婚するか否かを決断する
妊娠が確実だった場合、子どもも含めて3人の将来について考える必要があります。
既にどちらかに、あるいは両者に配偶者がいる場合は難しくなりますが、互いにフリーであった場合には結婚も視野に入ってきます。
元々、セフレという関係であったため、すぐに結婚という発想はしにくいかもしれませんが、妊娠をきっかけにきちんとした交際に発展していくカップルも少なからずいます。
もちろんその気がないのに無理に結婚しても長くは続かないので、一時的な感情ではなく、将来のことも考えてどうするべきか考えましょう。
出産か中絶の判断をする
結婚をすることになれば、基本的に子供は出産することになると思いますが、その場合には出産費用や養育費なども考えなければなりません。
結婚をせずに出産をする場合には認知をするか否かも決める必要があります。
たとえば相手がシングルマザーとして子供を産んで育てていく場合でも、認知をしていれば養育費を払うことになるのが一般的です。
また中絶する場合には中絶費用が必要になります。
決まりはありませんが、中絶は女性の方に身体的・精神的負担も大きいため、男性が全額払うというケースが多いようです。
セフレの妊娠した時の男性のNG発言
「面倒なことになったな」
感情抜きで、極論を言ってしまえば、心の準備ができていなかった時の妊娠は、「面倒」というのが本音かもしれません。
しかしそれで言うならば、実際に自分の体に新たな生命を宿した女性の方がはるかに負担は大きいわけです。
男女の関係は基本的には平等とされながらも、妊娠に関してはほとんど女性側に負担がかかってしまうことは夫婦間でもたびたび問題となります。
仮にその気持ちが本音ではあったとしても、女性にさらなる負担をかけるような言葉には気を使うべきでしょう。
「本当に僕の子供なの?」
セフレという関係においては、相手のプライベートに関して詳しく知らないようなケースもありますし、恋人同士のように付き合う相手を縛ることはできません。
そうしたこともあって、男女どちらでも複数のセフレを持っているということも珍しくはないでしょう。
当然、その妊娠した相手が自分であるかどうかは疑ってしまうということもあるかもしれません。
しかしそれを直接的に疑っても関係が悪くなるだけで、事態が好転することはないのが現実です。
少なくとも、すぐに疑うといった行為は避けましょう。
「男性だけの責任ではない」
妊娠は男女ともに共有するべきことという意識を忘れないようにしなくてはなりません。
たとえば、「責任」という観点で言うならば、両方にあることが前提であると常に意識しておきましょう。
責任がないと感じるのは当事者意識に欠ける男性特有のものであって、実際に妊娠している女性にとっては自分に責任がないとは決して言えない立場にあるわけです。
その意味で男性の無責任な言葉は相手を傷つけ、問題をこじらせてしまう要因になります。
「その子の責任を取ることはできない」
女性側からすれば、責任を取るという考え方にそもそも違和感を覚えることも多いでしょう。
妊娠をした以上は、責任を取る取らないの問題ではなく、妊娠した時点で責任は発生していると捉えられるためです。
そのため、責任を取らないという選択肢が存在すること自体が女性からすればあり得ないものなのです。
実際にどの程度の負担をするか、どういった行動ととるべきかなどの問題は別としても、こうした当事者意識に欠ける発言は避けるべきです。
「産むなら一人で産んでほしい」
男性にとってはセフレの突然の妊娠で子どもが生まれるということについて、すぐには向き合えない感情もあるかもしれません。
その結果、女性との考えが合わず、自分は子どもを欲しいと思っていないのに相手は産みたいといった決裂が起こるケースもあり得ます。
しかし、だからといって、そこで相手を突き放すような決裂の仕方は互いにとって良い結果とはならないでしょう。
あくまで妊娠は双方どちらにも責任のあることであり、片方が一方的に放棄できるようなものではないという意識が必要です。
セフレの妊娠から逃げてしまった場合のリスク
訴訟問題に発展する可能性がある
セフレが妊娠した時に、きちんと向き合わずに逃げることを繰り返すと、最悪のケースでは訴訟問題に発展してしまう可能性もあります。
女性側にとってはただ話をしたい、今後について二人で考えたいと思っているだけでも、面倒くさがって逃げてしまえば女性からアプローチする方法が無くなってしまいます。
もちろん感情的にも、逃げられて揺らがないことはありませんし、相手が逃げ続ける以上は法的手段を取らざるを得なくなるかもしれないのです。
周囲から信用されなくなる
セフレの妊娠から逃げてしまった場合、通常は二人の関係が外に漏れることもそんなにはないと思いますが、噂はどこから広がっていくかわかりません。
場合によっては女性自身や、女性の友人が正義感を持って噂を広めたり、また直接会社や家族に抗議する場合もあります。
そうなればセフレを妊娠させて逃げた男として周りから見られるようになり、本人にどのような言い分があっても色眼鏡で見られてしまうでしょう。
一度失った信用は回復が難しくなります。
本命の彼女、パートナーと別れることになる
仮に、セフレ以外に本命の彼女がいた場合、セフレの妊娠がわかれば、本命の彼女との関係が上手くいかなくなってしまうことは想像に難くありません。
きちんと話し合って、互いに納得した上で産んでもらったり、中絶するにしろ、穏便に解決すればそれ以上問題が広がることもないでしょう。
しかし、逃げていればいずれ本命の彼女にまで話が及んでいくかもしれません。
はじめは互いに割り切った上でのセフレの関係であったとしても、感情的なもつれは周囲の関係をも壊してしまうかもしれないのです。
良心がずっと痛み続ける
悪魔のような性格の持ち主でもなければ、自分の遺伝子を受け継いだ新たな生命から逃げ続けることは、常に自分を責め立てる原因となるはずです。
もちろん妊娠したセフレ自身に対してもそうでしょう。
犯した罪から逃げ続けるというのは容易なことではなく、常に逃げたという意識がどこかにあり、普通の生活を続けることも難しくなります。
逃げてしまえば一見何もかも忘れて楽になると思えるかもしれませんが、普通の人間ならば中々そうはいかないのです。
セフレの妊娠を円滑に解決するためのコツ
出産、中絶の判断は早めに行う
まずは妊娠した際に考えるべき出産・中絶の判断ですが、この判断は早くするに越したことはありません。
単純に、医学的な側面でも、ゴールがはっきりしているほうがそれに向けて効率的な対処ができますし、中絶にはタイムリミットもあります。
ただでさえ妊婦には精神的なストレスも多く、不安定になりがちです。
どの決断になるにせよ、早めにゴールを決めることができるならばそれだけに集中することができるので、あまり時間をかけすぎないようにすることが大切です。
相手の気持ちを考えつつ冷静に話し合う
話し合いにおいて冷静さはとても大切なことです。
男女の関係である以上、感情的になってしまうことを避けるのは難しいことではありますが、できるだけ客観的事実を踏まえて、落ち着いて話すことを心がけましょう。
また肉体的、精神的において妊娠している女性の負担は大きいので、男性から女性に対して過度に冷静さを求めることもあまりよくありません。
自分は冷静になりつつ、相手の気持ちを考えて、できるだけ良い話し合いをできるように心がけるといいでしょう。
セフレと妊娠について冷静に話し合うためにやるべきこと
うまくいかない場合には第三者に助けてもらう
どれだけ冷静に話し合うことを心がけていても、二人の考えが食い違っていたり、歩み寄るつもりもないならば、二人が納得のいく結論に辿り着くことは難しいかもしれません。
しかし、結論が出ないからといってそのままにしていても、いずれ子どもは生まれてきます。
現実的にどこかで着地点は見出さなければならず、しかしもはや二人ではどうにもならない。
そんな時には、客観的に判断することのできる第三者に介入してもらうことも一つの方法です。
弁護士に相談してみる
セフレの妊娠で弁護士に相談するということに抵抗を覚える人もいるかもしれません。
基本的には醜聞であり、見も知らぬ人に自分たちのことを知られてしまうのが恥ずかしいと思うこともあるでしょう。
しかし弁護士はいわばトラブル解決のプロであり、こうした話し合いについても多く扱ってきています。
また弁護士には守秘義務があるため、業務上知りえた情報について外部に漏らすことはありません。
もしも二人だけでは解決が難しそうであれば、プロに相談してみることも考えましょう。
セフレとの主な避妊方法
コンドーム
最もよく知られており、効果も高いのがこの方法でしょう。
使い方も簡単で、行為の際に男性器に装着するだけです。
薬局やコンビニ、自動販売機、ホテルなどどこでも簡単に手に入れられるのも利点です。
性器を直接触れさせないことから性病や感染症予防に対する効果も抜群で、基本的に抑えておくべき避妊方法です。
装着感などからあまり好まない人も多いかもしれませんが、近年では薄さやフィット感、素材などに関しても様々な工夫がされており、バリエーションも増えています。
低用量経口避妊薬(ピル)
基本的には、女性が毎日1回程度服用し、排卵や子宮内膜のコンディションをコントロールすることで妊娠や生理を管理していく方法です。
正しく利用すればかなりの確率で避妊することが可能で、女性にとっては生理の不快感などもある程度避けることができるので、利用する人は急速に広がっています。
ただしコンドームと比べると感染症予防には効果がなく、また薬品であるため人によって向き不向きがあり、吐き気や頭痛などの副作用が起きることもあります。
リズム法
個人ごとに異なる生理周期を把握し、その周期で妊娠しやすい日などを見極めて性交渉を避けることで妊娠をしにくくする方法です。
ただしこうした周期は必ずしも一定ではなく、体調などによっても変化があるため、確実ではなく、また妊娠しにくいとされている日であっても絶対に妊娠しないわけではありません。
他の避妊方法と併用することで効果が高くなるので、用心のために周期も把握しておく、という考え方のほうが良いでしょう。
カレンダー法や症状体温法といった種類があり、いくつかを併用して行うのが一般的です。
IUD・IUS
IUDは子宮内避妊具のことであり、子宮内にIUDを装着することで精子や受精卵の着床をしにくくさせるという方法です。
装着には産婦人科を受診することが必要で、一度装着すれば2~3年はそのまま避妊することが可能です。
IUSも同じく子宮内に装着する避妊具ですが、子宮内に特定のホルモンを放出するという方法論においてIUDとの違いがあります。
同時に生理も減少させるという特徴があり、最長で5年の避妊が可能です。
こちらも産婦人科の受診が必要です。
セフレの妊娠についてのまとめ
セフレという関係において、男女の営みが関わっている以上は妊娠という事態もあり得るという心構えは常に必要なものと言えるでしょう。
日頃からしかるべく対処は心がけつつ、もしも妊娠した際にはいたずらに逃げるようなことはせず、冷静に対処することが大切です。